温泉は気持ちいいものだ。別して朝風呂は。が,眠くなるのが欠点でもある。

特にバイクを運転している時にはかなりキツいものがある。むつ市から野辺地に向かって R279 を南下する間,しばしば休憩を入れながら眠気と格闘し続けた。 恐山でゆっくりしすぎたのと合わせて移動が予定より遅れ気味。野辺地を通り過ぎた時には既に 12時を過ぎていた。こりゃちとヤバい(^_^;

R394 を十和田湖方面へ 酢ヶ湯温泉
陸羽街道(R4)から R394 へ乗り換えて,八甲田方面へ。個人的には田代元湯の方にも立ち寄りたかったのだが,時間の関係から酢ヶ湯温泉へ直行。 結構な人込みだね。早速,青森檜葉の巨大な湯船で「千人風呂」とも言われる風呂の方に入る事に。少々匂いが鼻につくがなかなか良い雰囲気の湯である。

もっともこの「匂い」が後々まで尾を引く事になるとはこの時点では気もつかなかったんだが(^_^;

風呂から出ると少々ガスが出始めていた。食堂で蕎麦食って駐車場に出たら KLE に乗った兄さんに声掛けられ,話をしたのだが,この後向かう予定だった奥入瀬〜十和田湖方面は もっと酷い状態らしい。風呂上がりで眠いのと合わせて一挙にテンションが落ちていくのを感じる。んで何気に駐車場を眺めていたらば何処かで見た覚えのある姉さんが・・・ ありゃ,ヒトヅマさんじゃないかぃ?

酢ヶ湯野営場 話に依ると R4 から R102 〜R103(十和田ゴールドライン)で北上してきたらしく,この傍にある酢ヶ湯野営場にテントを張るという。すぐ傍に寝られる場所がある。と言う事で,十和田湖まで走る気力がこれで完全に潰えた(笑)

つ〜訳で野営場の入り口を教えてもらって早速移動しテントの設営。それにしてもその辺からツキノワグマでも出てきそうなロケーションである。 この天候でもテントを張ってる人は結構居る・・・。KLE氏もここにテントを張る事にした様だ。
因みに彼は薬研の「隠れがっぱ」について知っていたのだが,ギリギリで下北フェリーに乗り損ねて浸かれなかったクチだという。 目の前で出港し,遠ざかるフェリーを見て「隠れがっぱの湯船が遠くなるのが見えた」とはまさしく心の叫びであろう(笑)

テントを張ってから酢ヶ湯温泉の売店で夕食と土産を買いこんでる時,何気に見た棚に津軽三味線の名手だった高橋竹山のビデオ「寒撥」が・・・

気がつくと・・・何故,ビデオ持ってレジに並んでるんだっ?(^_^;>ヲレ

と,言う訳で今回のツーリング中,最高額の買い物はこのビデオと言う事になりました。因みに税込み 5K円也
その後,夕食を早々に済ませて一旦は寝ようとしたのだが中々眠れない。と,言うわけでもう一度酢ヶ湯温泉に浸かり,体を十分に暖めてから寝る事に。
やっと早寝できるわ〜(笑)

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