全長 4.3Km の安房トンネルを抜け,R158 を松本方面に向かう。このままひたすら突っ走るつもりだったのだが,山吹トンネルを抜けた先で大きな看板に誘惑される
「白骨温泉・4Km」
一瞬,「安房トンネル一往復ぶんかぁ・・・」などと考えてしまったのが運の尽き。気がつくと湯川にそって県道300号を突っ走っていた(笑)
白骨温泉は十数件の宿があって外湯を使わせてくれる宿もあるのだが,今回は渓流のすぐ傍まで下ったところにある共同浴場に入る事にした
泉質は単純硫化水素泉で,名前の由来(元々は湯船が白くなる事から「白船温泉」と呼ばれていた)通りに白く濁った湯である。湯は少々熱めだが水音と涼風が心地好くて ・・・いかん。思いっきり寝てしまいそうだ(笑)

結局,白骨温泉で買い物も含めて一時間ばかりの時間を費やした。ちょっと予定オーバーぎみかも知れない(汗)

再び R158 へ復帰。温泉で暖まった事から欠伸しながら走ってたが・・・天気が良いところへやたらトンネルが多い上,道もガタガタに荒れまくってて 何度かコーナーで対向車線に飛び出して危うく死ぬ思いをした。お影で目は覚めたけどネ(^ー^;

あとは名古屋へ帰るだけなのに何故わざわざこの道を選んで遠回りしているかといえば,今回のツーリングの最終目的である「手打ち蕎麦を食べる」為だったりする。 松本市に程近い波田町と山形村の境の辺りに,民家を店にした手打ち蕎麦の店が10件ほど並ぶ「唐沢そば集落」があるそうで是非とも一度食べに行きたいと思っていたのだ

道路工事を迂回して少々道に迷ったりもしたが,なんとか唐沢にたどり着く事が出来た
今回,私が立ち寄ったのは「からさわや」という手打ち蕎麦屋で・・・ってどうみても単なる民家なんだけど。 普通の玄関にのれんが掛かっていて,入ると案内されるのは・・・床の間あるし,多分「居間」だよな,これって(^_^;

少々遅めの昼食に美味しい蕎麦を頂き,そば茶なんぞ飲んでぼんやりしてたら・・・寝た!
ほんの30分程度だと思うけど,座ったままそりゃもうしっかりと寝てた!!(^_^;
さて,また寝てしまう前に退散しよう(笑)
温泉入って,山歩いて,蕎麦食った。やる事やったので後は帰るだけ。リンゴの花が咲き乱れる道を塩尻まで走り,中央自動車道にて帰途に着く。これにて今回のツーリングは終了である




・・・・今度,また蕎麦を食いに来よ〜っと(笑)

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