翌朝,実は午前 4時前に目が覚めていた

何しろ平湯キャンプ場は R158 に面しているのだから深夜・早朝でもそれなりの通行量はあるのだ。だからといってこんなに早く動き出すのも他のキャンパーに迷惑なので 1時間ばかりは寝袋の中でじっとしていたが,5時頃には生理的事情(笑)で起きざるを得なかった(^_^;

前夜,温泉で使ったタオルをTWのシートに掛けて干しておいたのだが・・・凍ってるよ,ヲイ(汗)
さすが標高 1,300m の地だけの事はある。そうこうしている内に SR氏も起きて来た。「寒くて眠れませんでしたよ〜」との台詞に装備を聞いて見たら 「夏用シュラフにドカシー(工事用ブルーシート)」とだという。この季節と標高にその装備ではそりゃ自業自得や。命があっただけマシかも知れんぞ(^_^;
天気は良さそうなので早い内に朝食を済ませ,平湯で一番古いといわれる露天風呂「神の湯」が開く時間を待つ。待ってる内に近くにテントを張っていたチャリダーも起きて来た。食事の片付けしてる時に 少し話をしたら「安房峠を越える予定だったが,まだ通行止めで通れないのでこれからまた降りる」という。以前は乗鞍スカイラインより先に安房峠の除雪をしていたらしいが,安房トンネルが出来た事で 除雪が後回しにされる様になったらしい。トンネルは自転車通行不可だし

バイクだとアクセル開けてやれば駆け上がる道も自力で登って来たのを考えると・・・トンネル開通も自転車旅行者には良し悪しだねぇ(;_;)
「神の湯」で暫し温もった後,平湯のバスターミナルで暫く休憩。げ,ここまで新宿から定期バスが出てるのか?(^_^;
この後のスケジュールを「上高地」にするか「新穂高ロープウェイ」にするか散々悩んだ挙げ句,上高地に行く事にした。ここまで来てまだ決めてなかったヲレもなんだけど(笑)

「もぅ寒いのイヤ〜」と高山方面に向かう SR氏を見送った後,駐車場のおじさんに頼んでバイクを預かってもらい,バスに乗って上高地まで。連休中だったら数時間かかる事もあるらしいが 安房トンネルを抜け,焼岳や大正池を左手に眺めながらおよそ30〜40分で上高地に到着した

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