MIKOTO NO TUTAE 病淫編(前)
「称好。私、コン=ロン言うね」「中国からの研修医のコン君だ。みんな、仲良くやってあげなさい」
はーい、とナースセンターでは活気ある声が響いた。院長の左田は狒々じみて弛んだ頬と鼻の下を伸ばしながら、看護婦達にコンを紹介していた。今日のコンの等身はいつもの高校生モードではなく、25歳前後キャリアウーマンモードである。コンは縁無しの軽い感じの眼鏡をかけて、AVにでも出てきそうな典型的な女医の格好だ。一見質素そうであるが、無防備でしかも重量感のある胸元が自然劣情を誘う。その後ろで、分厚い黒ブチ眼鏡をかけた小柄なナースが無表情に付き添っている。色気はおろか、可愛げも無い。
「東洋医学はソコソコ齧たけど、西洋医学イマイチよくわからんね。だからベンキョウしに来たある。よろしく頼むね」
簡潔な自己紹介だ。好感度をバリバリに上げまくっている今のコンにはコレぐらいが丁度良い。いかなる初対面の相手だろうが、コンの声一つ、仕草一つでガッシリ心が鷲掴みされる。勢い余って演説なんて聴かされるとすっかり信奉者、いや狂信者になってしまうだろう。現に廻りの視線は熱っぽくなってしまっている。
「で、コレはコンの秘書のトコガエ言うね。ぺーぺーあるから、仕事叩き込んでやるよろし」
「あ…床換美希耶です。よろしくお願いします」
彼女は深々とお辞儀をした。ナースセンターには8人の看護婦が集っていたが、その全員が冷たい視線で彼女を見下ろしていた。この世界、上下関係は絶対である。ヘタな体育会よりも厳格である。先生であるコン=ロンとやらはともかく、真面目そうな少女を甚振ってみたくなるのはこの業界の過酷さのせいであろうか。
「じゃぁ、コン君、詳しい話を」
「あう、そうあるか。なら、み…きやは、ココで待ってるヨイね」
はい、と素直そうな声で美希耶は返事をした。慣れない場所で落ち着かないのだろう。すこし。目が泳いでいる。
「そう、床換さん。珍しい苗字ね」
「はい、よく言われるんですが、“床”に“換える”って書くんです。おかしいですよね」
看護婦達はこれ見よがしに失笑を行う。下品な笑いだ。美希耶は眉をへの字にさせて困惑する。
すこし年増の看護婦が近づいた。年増といっても少し目尻にからすの足跡があるぐらいで、顔の造形は崩れていない。三十行ったか行かないか、少し近づきがたい雰囲気ではあるが、自身と実力が感じられた。がっしりした体格だ。この仕事が彼女を鍛えつづけてきたのだろう。
「私が婦長の平塚です。貴女もこちらで働く以上、規律を守って患者さんに接してくださいね」
重い声だった。少しビクリとして、ちいさな美希耶はぺこりと頭を下げた。婦長の隣の、いかにも仕事の出来そうな女性が眼鏡を直しながら声をかける。
「佐倉です」
「由美子でーっす」
続いて、後ろに控えていた、美希耶と同じぐらいの年若い少女がお辞儀をする。まるで田舎から出てきたばかりの美希耶は次々と名乗る色とりどりの看護婦達に頭を下げるのがやっとで、目を回しているようだ。
「まぁ、名前なんてそのうち覚えていくからさ」
木下と名乗った、少し細身の看護婦が美希耶に微笑みかけると、彼女も少し安心して、微笑み返す。だが、そのとき佐倉が自分の後ろに迫っている事には気がつかなかった。
「むっ!?」
刺激臭が鼻をついた、そう感じたときには彼女の意識は急速に遠のいていった。
「ちょっ…ッチョット待ってください、何ですか、これ!」
「歓迎会よ」
「歓迎会って…」
美希耶の意識が戻ったとき、爛々と光る手術台のライトが目に入ってきた。彼女は診察台の上に寝かされて、いや固定されていた。脚はM字に曲げられ、まるで妊娠の検査のでも始められるかのような風情だ。先の看護婦達は彼女を取り巻いている。一人はビデオを、二人がデジカメを構えている。皆、楽しくて仕方が無い顔をしているが、自体が把握できない美希耶だけが取り乱していた。
「ココの看護婦はね。入ってきたら必ず、儀式を行う事になっているの」
平塚が美希耶に、優しげに語り掛けた。だが、儀式という時点で穏やかではない。タダでさえ色白な美希耶の顔が白くなる。
「えっ、えっ? そ…そんなこと聴いてません!」
「教えたら、やってくれないでしょ?」
美希耶の頬に顔を寄せて、佐倉が囁いた。今から貴女を解体するの。本当はそうとで言いたげな妖しい笑みを洩らす。
「じゃぁ、まず上から脱いでもらいましょう」
「きゃぁっ! やっ、やめてっ! 恥ずかしい!!」
看護婦五名に抑えられれば、どれだけ暴れ様が無駄である。その間もビデオは回され、シャッターは切られつづけている。看護婦の制服は着替えやすいようにすぐに脱ぐ事ができる。美希耶の肌は羞恥心で昂揚し、白いブラジャーが余計に白く見えた。
「切っちゃえ切っちゃえ〜」
由美子が何も考えて無さそうな軽い言い草で、はさみを持ってきた。嫌がり続ける美希耶を無視して、じょきり、と肩紐が切り取られる。パットの部分だけが取り外された感じだ。
「まぁ、良い感じのおっぱいね」
横になっているのに形の崩れない美希耶の乳房はチェリーを載せたプリンのようだ。だが、カラメルの代わりは黒い欲望の視線。何本もの腕が遠慮なく、彼女の胸に舞い降りた。悔しさに美希耶は顔を背けた。
「乳首なんて綺麗なピンク。嫉妬しちゃう」
きゅっ、と佐倉が彼女の未発達な胸の突起をつねった。
「イタッ!」
「まだチョット固いわねぇ〜。発達遅れてるんじゃない?」
「ちゃんともんでもらわなきゃ、ほら、私上手いでしょ?」
美希耶は泣いていた。ぽろぽろと瞳から涙が流れ落ちる。だが、彼女を慈しむものは誰一人としていない。それは患者の痛みに一々同調していればやっていけない看護婦の、ある意味で冷血な部分が表に出ている感じだ。彼女らは今の仕事の不の部分を美希耶にたたきつけようとしている。
「はーい、じゃぁ、おま○この検査を開始します」
「いやぁーっ! 辞めてっ!」
看護婦達は、泣き声になっている美希耶に構わず、勝手に盛り上がっている。純白のパンティに冷たい鉄の感触がもぐりこんだと思うと、ぷちんと下着はただの布切れと化した。
「うぅ……うわぁーーんっ!!」
「ご開帳ー!!」
「美希耶ちゃん、みんなに見られた喜びで大泣きーっ!」
嗚咽を始めた美希耶に勝手なことを言う看護婦達。シャッターが切れる音が激しくなった。
「ちゃんと、綺麗に写してあげてよ」
下品に煌く、フラッシュが目映い。
「少しでも抵抗したら、ネットにばら撒いてあげるから」
「あわぁ……だめです……絶対ダメです!……」
慌てる美希耶であるが、その慌てぶりがまた、看護婦達の嗜虐を煽る。
「貴女、結構可愛いわね。チューしてあげる」
「きゃっ、やっ!」
チョット太目の看護婦が、美希耶の両の頬を抑えて、たこのように尖らせた唇を重ねてくる。むにゅむにゅむにゅと、愛情もへったくれも無いキスに、美希耶は嘔吐感すら覚えた。
「ふふふ、嫌のなのは最初だけ。すぐに婦長様無しではイケなくなっちゃうよ」
佐倉は少し離れた場所から、思い思いに甚振る看護婦達を見つめていた。婦長は椅子に大人しく座っていた。順番待ちをしている、という感じだ。
「じゃ、触診いきますー」
にゅる、と女の指が彼女の粘液に触れた。美希耶にとっては不快極まりないが、触る側には非常に心地よく感じるらしい。我も我もと指が集まっていく。ビデオ係りもその手を伸ばしてくる。一人だけ、執拗に美希耶の乳房を弄んでいた。下半身よりも上半身に興味があるらしい。
「まぁ、こんな可愛い顔して、処女じゃないのね」
「もう…辞めて… 堪忍してください……」
抵抗する力も失せた美希耶はぐったりとして、身を震わせていた。この陵辱がいつになったら終わるのか、それだけを考える事にした。だが、抵抗をしようが辞めようが、彼女らにとっては余り関係のない事だ。なんせ、美希耶の意思は最初から無視されているのだから。
「初めてはあの、コン先生だったりして」
「きゃーっ、美希耶ちゃんへんたーい☆」
「ホントに…辞めてくださいってば…」
「で、具合はどうなの?」
「具合は良好です。ざらざらして、ぐちゃぐちゃで、名器であると言えます」
説明になってない説明で、由美子は嬉しそうに報告する。
「なかなか締まるじゃない。あ、コレなんだろ」
こりこり、と木下の指が美希耶のGスポットを捉えていた。異常な状態ながら、最も感度の高い部分に触れられれば肉体は反応せざる得ない。美希耶は悲しくなった。このまま涙と一緒に溶けてしまいたいと思った。
「婦長ー。愛液の分泌が活発になってきましたー」
「じゃ、みんなでイカせてあげましょう」
「あぁ〜〜っ、もう……もう、イヤぁっ!!」
「みんなの前で気をやるのよ。こうして大人になっていくんだから」
「や………やぁ………いやぁ………怖いよぉ………」
「あら? この娘、まだ行った事ないんじゃない?」
木下が、美希耶の異常な素振りに気がついた。だが、誰も手を休めようとはしない。観察眼が働くだけで、彼女がどんな気持であるか推し量ろうとは誰もしない。
「病みつきにしちゃえ!」
「ふふふ、何も知らないほうが、のめり込んじゃうものなのよねー」
「や……や……消えちゃう………私………無くなっちゃう………」
ガチガチと歯を鳴らして恐怖を伝える美希耶。こんな状態でイケる訳がないのだが、看護婦達の手馴れた指はまるで美希耶の身体から一番感じる部分を掘り起こすかのように、機械的に肉体が反応するように刺激を繰り返す。
美希耶には自然と脳内麻薬が分泌されていた。しかしそれは、彼女にとっては恐怖でしかない。恐ろしい影に覆われていく、肉体が別のものにとって変わってしまうかのような不安に押し潰される事でしかなかった。
だが、それは唐突に来た。身体がかってに宙に浮いた。
びくびくびく…彼女の太ももに痙攣が走る。膣内の襞にさざなみが走った。それは彼女の子宮を駆け抜けて背中に渡り、脊髄から頭のてっぺんに駆け上がって、爆ぜるように宇宙へと突き抜けた。
目の前が真っ白になってしまうのを、美希耶は絶望の中で感じていた。知らない世界に蹴り落とされてしまった、大事なものを壊されてしまった、もう2度と戻れない場所へ連れてこられてしまったのだ。それも、自分の意志とは無関係に。
「うっ…うっ……うっ………」
涙が溢れてきた。だが、看護婦達はそれを喜びの涙だとしか受け取ってくれない。ワザとそう囃し立てることで、美希耶の心を壊そうとしているのだ。そのとき、漸く婦長が立ち上がった。惨忍な瞳が美希耶を見下ろしていた。
「さて、遊びはココまで。 貴女も私たちと同じになるのよ」
美希耶は視野がまだおぼろげであったが、平塚婦長がナース服を脱ぎさるところは認識できた。彼女は下着はつけていなかった。意外と張った大きな乳房が目に飛び込んできたが、その次に、無いはずのものが彼女には有った。
勃起した男性器…? 混乱していた美希耶の頭は更に混乱する。動いているのだ。男性器らしからぬ、まるで芋虫のような動き。
「な…なんですかソレ…… だっ、だめぇっ!」
「コレは蟲よ。女の膣を住処にして、精液を飲んで育つ蟲」
全く予想しなかった台詞を、平塚は吐いた。美希耶には信じられなかったが。平塚が身体を重ねてくるので再び恐怖が燃え上がった。
「お願いです! 他の事なら何でもやります! だから…だからそれだけは…」
「辞めないわ」
真剣な顔で覗き込まれると、美希耶の顔が蒼白になる。彼女の秘所はその蟲とか言うものが蠢いている気配がする。本物だ、これが…私の中に入って…住み着いてしまう!
「私たち全員、アレを入れてもらっているの。貴女も入れてもらいなさい」
「そうそう、それはもう、素晴らしいんだから」
看護婦達は美希耶の身体を押さえに掛かった。本気で身を振りほどこうとするが、全く効果は無い。
近づいてくる恐怖。芋虫のぶよぶよとした感触が彼女の中心に触れる。美希耶は不快極まりない感触に発狂しそうに成った。だが、敏感な部分から伝わってくる触感が、残念ながら彼女の意識を掴んで放してくれなかった。
ソレは入り口を探っているかのように暫く叢を彷徨っていたが、先ほど気をやったときに溢れでた蜜を発見すると、その出所へ向かって進み始めた。そして狭い洞窟の入り口へもぐりこもうと、悪い足場に張り付いて、一生懸命掘り起こし始める。
「あああああっ! 入ってくる! 辞めてぇっ! 止めてェ!!」
下腹部がつきあがる。ぐっ、ぐっ、ぐっ、と蠕動しながら潜り込んで行くそれが通った場所は、灼けるように熱くなった。体液が秘部に塗りこまれているようだ。熱はだんだん、身体中へと広まっていく。ましろだった彼女の肌が汗ばんで、そして紅色に染まっていく。
彼女の脳裏は、今度は黒く染まっていった。それが快感である事を彼女は知ってしまった。それが潜り込むことを肉体の方は受け入れてしまっていることが腹立たしかった。だが、そんな感じなんか吹き飛んでしまいそうになる。
轟々と風の音が聞こえた。それは彼女の中に吹き荒れる嵐の音だった。暴力的なまでの感覚に理性なんかひらひらと吹き飛ばしてしまう。
「ああう…あああ…」
白目を剥く美希耶。子宮口まで潜り込んだそれは侵入を停止した。だが美希耶の中の感覚は止まらない。ビクンビクンと身体が勝手に絶頂へと達してしまう。ソコにソレがいるだけで、女の快感が次から次へと湧いてきた。
「貴女ももう、私たちの仲間よ」
満足げに、平塚婦長は言い放った。他の看護婦達も仲間が出来て満足のようだ。身体の火照りを持て余している美希耶はシーツの上を転がるしかなかった。肉体は蟲に支配されてしまっている。もう今までの彼女という存在は、無いのに等しかった。
「明日になれば、少しは落ち着くはずよ。ふふふ、そしたらもっといいこと教えてあげるわ」
看護婦達がゆっくりと場を離れ始めた。彼女らの中の蟲も同調し始めたのだろうか、少し内股で、表情が荒くなっている。ピンク色に染まった頬は意外と可愛らしいものだった。
「コン先生には、貴女が急に倒れたって言っておくから」
看護婦達は次々に部屋から出て行った。かちゃり、と部屋の外から鍵が掛かる音がする。蟲が、彼女の胎内に定着するまで閉じ込めておくつもりのようだ。
「あっ…あっ………ああぅ………」
少女は悔しさに俯いていた。涙はもちろん、流れ出る唾液がだらしなく、胸やシーツを濡らしている。滲み出る愛液が気持悪い。いや、そんな不快すら快に代っていく自分に、彼女は気付いていた。
人間じゃ無くされた、そんな気持で一杯だった。下腹部がむず痒く疼く。手で慰めたい。胸を、乳房を揉んでいたい。もっとエッチに成りたい。アソコに何か突っ込みたい!
完全に踏み躙られた彼女の人格に、もうどうでも良いじゃないか、楽しもうじゃないか、と薄黒い囁きが次第に大きくなっていく。彼女の心の奥底が押し留めなければ、本当に自分が変わってしまう前に首を括ってしまっただろう。そう、床換美希耶という人格をじっと見つめる、彼女の本当の人格がいなければ。
「魅琴、終わったか?」
「あー、まぁまぁなんだけどなぁ…もう一味欲しかったな」
「はうはう、魅琴のよがりっぷり、ヨカタネ」
ひょっこりとコンが物陰から姿を現した。そして魅琴はいつもの表情、そして雰囲気に戻っていた。潜入時に偽名を使うのは基本である。そして、魅琴は自分の名を並び替える事で全く違う人格を生み出す事が出来た。コンの呼び声で元の名前を取り戻したのである。しかし、まさかコンが本名(なのか謎であるが)で来るとは思わなかったが、そこは、さすがは邪仙と言った所か。この程度の小さなヤマだから気がつかれなかっただけかもしれない。
魅琴が全裸のまま、いつもの様に腕組みをして立ち上がると、ぼとり、と、股座から先ほどの挿入された蟲が抜け落ちた。濡場魂にこれ以上ないほどガンガラ締めにされて、ピクリとも動けないでいる。
「淫魔の一種かな… でも、物理的に存在しているとはねぇ」
魅琴はそれを目の前にぶら下げて、じっくりと観察していた。蚕のお化けといった感じだ。この世の外のものは、よほどの瘴気が無ければ肉体を作りえない。だが魅琴の目の前のソレは、明らかに自然の物を不自然にした、人工の寄代だった。
だが、魅琴は勝手に仲間呼ばわりされたのが汚らわしくて仕方ない。身体を弄られるのはまだ我慢が行くが、心に土足で入ってこられるのは深い極まりなかった。重々、お返しをしてやらねばならない。
「食べる?」
「あう、頂くね」
何気なく、蟲をコンに差し出す。
「ゲテ食いだねぇ」
「ほっとくヨイ」
顔を顰める魅琴を余所に、コンは美味しそうにソレを飲み込んだ。コンの喉元がごくりと大きく波打った。
「魅琴の味がついて、とっても、て・い・す・てぃ☆」
「死なすよ」
そう言いながら、魅琴は思案していた。宿主というか、蚕の親玉はあの婦長だろう。ただし、裏があると魅琴は踏んだ。一人では無理だ。あの婦長の器では、こんな器用なまでは出来まい。
「で、どうして逃がしちゃたか?」
「既に種は蒔かれて居る …んだけどね」
魅琴は伸びをして、身体にたまった邪念を振り払う。若い肢体に対する嫉妬、憂さ晴らし、捩じれた劣情などが身体にこびり付いていた。こんな所にいたらオカシくなるのは当たり前だと思った。
「ちょっと待った方が美味しく戴けるのよ」
「美味しくなるの、好い事ネ」
魅琴は彼女らへのお仕置タイムを思うと、にやにや笑いが止まらない。辱めは倍にして返すのが彼女の家訓。もちろん、それは今しがた彼女自身が決めた事であるのだけど。