くのいち淫法帳〜双姦魔鏡の巻〜
薄暗い魔窟の奥深く、アザミは数ある部屋の一つの中でかしこまっていた。 淫欲と調教の洞窟であるにも関わらず、そこでは淫液の匂いも、精汁の臭いも無い。 神社の一室のように清浄に保たれたその壁には極彩色の壁画が所狭しと描かれている。 その内容はおよそ人知では理解し得ぬもの、いや理解してしまったものは既に 人とはいえないだろう。この地に眠りし根来の魔神が眠りに付く以前に、 彼に従事していた何者かが残した遺産。二本しか点っていないろうそくの灯は、朧な影を映し出す。 光りよりも闇が支配する空間で、のっそりと影が三つ動く。
「アザミよ・・・」
「ハッ。」
アザミは深く深く首を垂れる。影達は形が定まらぬ様に、鈍く揺れ続ける。 そして高圧的な雰囲気はさすがのアザミも圧倒する。 根来の首領三人の影、そう、彼らが実体であるか否かを知る事は出来ない。 それでも、本物として扱われるべきであろう。彼らのエージェントは当然彼らと 同じ権利を持っている。
「例の、カスミと言う娘。玄牝の相を持っている。」
「どういう事か分かっておろうな? 我らが神の眷族を宿せるのだ。」
「では、カスミを・・・」
玄牝と言う言葉にアザミは肌に粟立つ思いがした。 喩え忍が人外の化生と言えど所詮人から出たものである。 しかし、荒ぶる神の精より産まれ出でたモノは基より人ではない。 残虐無道にして、一騎当千の鬼人。常人では傷つける事も叶わぬ異界の住人。
しかし、異界の住人なればこそ何処からでも産み出せるものでは無い。 普通の女が異界の者の精を受ければ、却って己の身を食われ 彼女自身が妖魔と化してしまう。しかも理性と言うものはない。 只の獣に過ぎないのだが、これはこれでまた利用価値がある事は事実だ。
玄牝の相を持つ者とは、陰門と外世との間に霊的な繋がりが強いものを言う。 邪神の精は一度女の肉体と共に陰門から幽界を潜り抜ける事になる。 そうなれば、母体は子を守るために鬼となるが、 質を落とすことなく邪神の仔を産ませる事が出来るのだ。
「まさか、情が移ったとは言わぬだろうな。」
アザミははっと顔を上げる。頭領から面と向かって疑われたのだ。屈辱に感じた。
「手塩に掛けて色の術を伝えながら、役立てられぬのが口惜しいのです。」
「なに、滋養として男の精が十分に要る。案ずる事はない。」
「左様、左様。が、幕府の犬だったのは気に懸かる。」
「戯けた事を、根来の秘術は十二分に彼奴を狂わせておる。」
「それは尤もじゃ。が、もう一押し欲しい。合わせ鏡の秘術を行おう。」
アザミは再び戦慄を覚えた。根来の秘術中の秘術、女の業を鏡に封じ込めると 聞き及んでいるが、アザミ自身はそれを見たことは無い。 しかし、術に掛かった女たちの末期は知っている。 魂を抜かれたように、ただただ求めるだけの存在にまで堕としてしまう禁断の技。
「しかる後に降臨の儀を行う。アザミ、後は任せたぞ。」
「はっ・・・御意っ!」
影はすうっと消えていった。アザミは己の双肩に掛かった責任の重さを考えた。 そして、カスミの事もちらりと頭に浮かぶ。 魔神の精を受け入れれば、それは人では無くなってしまう・・・。 が、アザミはそんな考えを振り切ると早速準備を始めた。
アザミが命を受け、凡そ三刻もしただろうか。 鏡張りの部屋の真ん中にカスミは巫女装束でぽつりと座っていた。 久しぶりに服を着せられたのと、慣れない場所に連れてこられたので カスミは少々困惑気味だ。
「心配しないで良いのよ。でも、あまりに良すぎるから、溺れちゃわないでね。」
快楽に溺れさせるのが目的なのに、何を言っているのだろう。 アザミは自分の台詞に苦笑する。カスミはきょとんと首をかしげている。 そんな彼女が愛しかった。しかし、助けようとは思わない。頭領の命は絶対である。 アザミはただ、カスミを化け物の母体にさせるよりも、 自分のモノとして手元に置いておきたいだけだった。
「じゃぁ、がんばるのよ。」
アザミが去っると部屋は完全に閉ざされた。明かりは点っていないが何故か明るいままである。 一人のカスミは幾つもの鏡に映り、その像がまた鏡に映る。無限に連なる人影がカスミ自身を不安にさせた。
「えええええっ・・・ああうっ・・・・」
突然、カスミの身体に快感が走った。それは下腹部に集中する。 カスミは金魚のように口をぱくぱくと開け閉めしはじめた。 声にならないのだ。電撃の様に激しく、そして確実に彼女の身体を何かが走る。 慌てて身を捩ったため、服の袖が重く舞った。
「あっ・・・あっ・・・あっ・・・はえてくるぅ・・・」
鏡の中のカスミの股間から徐々に肉塊が迫り出してく。 その感覚が自分にも知覚される。自分の股間には変化はない。 しかし、鏡の全てのカスミには肉の棒がどんどんと大きくなっていった。
「いやぁあん!!」
にょきりと、一気にそれは大きく太く勃ち上がった。布を滑っていく感触が伝わる。 そうだ、ビクビクと力強く脈動するそれは男根以外の何者でもない。 すると、鏡の中の自分が、にやりと笑った。そしてこちらの方へ歩んでくる。 カスミ自身は腰を抜かしていると言うのに。
「あっ・・・あなたは・・・」
鏡から、反射像が抜け出してきた。乱反射する鏡には今度は二人の影が映っている。 しかし、鏡の像だ。羽織った服の合わせかたが逆になっている。そして大きく違うのは 堂々たる雄根が袴を持ち上げている事である。
「貴女は私、私は貴女・・・判る?」
カスミは恐怖におののいていた。彼女が歩いてくる感覚が自分にも伝わっていたからだ。 男のカスミが、自分の亀頭を指でなぜた。無いはずの部分と自分の指先に、カスミはその感触を感じた。 何と言う事だろう、相手と自分は感覚を共有しているのだ。パンパンに怒張した股間が引きつって痛い。 しかし、自分自身はそれを打ち込んでくれる事を願って、今女陰が開こうとしている。 ぬたぬたと淫液が零れはじめたのを感じていた。同じ所に違う感覚が共存していた。
「どう?男の喜びというのは?」
カスミは思わず首を振った。知らなくて良い事がこの世には存在する。 カスミの壊れた心でもこの異常な事態には本能が警告を鳴らしている。 犯すのが他人なら良い、しかし自分から犯されたら?
そんな彼女の心を知っているのだろう、にっこりと微笑みながら、 カスミの顔に自分の頬を寄せる。
「自分の事、可愛いと思っているでしょ。」
「・・・そんな事・・・ない・・・」
「嘘おっしゃい、腰のくびれが特にお気に入りだもの。」
服の上から、彼女の手が腰を抱いた。自分の腰の感触が手に残った。 クノイチでも突出した容姿を誇っていた自分。その通り、自分の腰の線には 人一倍自信を持っていた。彼女はそれを知って居る。自分に身を寄せてきている 自分ではない自分が、次第に身体を密着させていった。
「うふふ、柔らかい・・・我ながらいい胸してるわよねぇ。」
服の上から、彼女はカスミの乳首をつまんだ。自分の心とは裏腹に、服の上からでも透けて見える果実。 その紅の実を中心に、ゆっくりと弄ぶ。カスミの両手は床に広げられ、やもすれば 倒れそうになる自分を支えている。それにも関わらず、硬く冷たいガラスの床の 感触と同時に、自分の胸の柔らかさが伝わっている。
着物の前がはだけて来る。片方の乳房がぽろりとまろび出たのを見計らって、 彼女はカスミの乳首を含む。カスミの身体に衝撃が駆ける。 カスミは泣きたくなった。彼女がどのように自分の乳首を弄んでいるのか 自分の唇ではっきりと判るからだ。上手い、しかもこれは自分の技だ。
「あああああん・・・いやぁん・・・」
「口に含んでみたかったんでしょ?」
にやりと、彼女はカスミに微笑みかける。 カスミの胸は人一倍大きい、無理をすれば口に届かない訳でもない。 一度はやってみようと思ったが、口に咥えるだけにしかならなかったので辞めた。 その夢が実現した。夢は夢でも悪夢、淫夢である。
「あうっあうっあうっ・・・そんな風に吸っちゃやだっ・・・」
「なぜ? なぜ嫌なの? 気持ち良いでしょ?」
「気持ち良いのっ、だからやぁだぁっ!」
「・・・可笑しな子。 気持ち良いのが何故嫌なの?」
自分の胸のぬくもりは何度も味わった事がある。しかし、 自分自身で真っ正面から愛撫された事はない。 人体の構造上、絶対に無理だからだ。しかし、今それが為されている。 カスミはだんだん、自分が自分なのか、彼女が自分なのか分からなくなってきた。
彼女は袴の裾を手繰る。もちろん下着なんて着けては居ない。 今日まで散々陵辱され、感じやすく調教された秘部は袴に糸を引いている。 彼女はちょっとそこに触る。びくびくとカスミは身を揺るがす。
「私って、こんな味なのね・・・ うふふ、良い舌触り・・・」
「いやぁぁぁんっ・・・」
ぺろり、自分の舌にしょっぱさと割れ目の生暖かさ、粘液と襞の柔らかさが広がっていく。 ぺろりぺろり、彼女は玉門を舐めつつも、巧みに土手や太股を愛撫する。 繊細な愛撫がカスミの心に次第に染み込んでいく。 吉舌と舌が絡む度に、カスミの火が燃え盛っていく。 上の唇と下の唇が合わさる。どんな接吻よりもそれは甘美だった。
官能がくすぶり初めて間もなく、ぞくりと悪寒が走った。 尿意だ、カスミは青くなる。以前放尿とともに理性を崩してしまった経験が記憶の底に残っていたのだ。 カスミでないカスミにも、それは伝わっているらしい。再び淫靡な笑みを浮かべる。
「おしっこしたいの? うふふ、可愛い。」
「いやんっ、やだよぉっ。」
カスミは必死で抵抗するが、彼女の意志の方が強いらしい。 尿意がどんどん激しくなる。カスミは我慢しようとしているのに、 相手が放尿しようと思っているからだ。
「言ったでしょ? 私は貴女だって。。。ほらご覧なさい?」
鏡には、自分に弄ばれる自分の姿が映っている。幾つも幾つも、 無限とも言える数の自分が、自分にいたぶられている。震えが止まらない。 カスミの堰がきれる。
「うひっ!」
瀧のように、カスミの割れ目から小水が吹き出した。 袴の裾をどんどん濡らしていく。生暖かく鼻に付く臭いが部屋を満たしていった。 暖かかった尿も直ぐに鏡に冷やされ、べっとりと袴と共に足にまとわり付く。
「いやぁぁん・・・だめ・・・どうしてこんな事・・・」
もうやめて! 潤んだ瞳で、もう一人の自分に訴える。 しかし、彼女の瞳は非情の光しか点っていない。
「私は貴女。 でもね、貴女は私の奴隷なの。」
カスミはぎゅっと抱きしめられた。彼女の胸に顔を埋めている。 自分の胸にも、自分の頭が埋まっている。次第にカスミは分かりかけてきた。 彼女は自分自身の分身、しかし自分の意志ではどうにもならない分身。 自分は彼女に従うしかないのかもしれない。うすうす、気が付いてきた。
「私は貴女の淫蕩な部分。 貴女はただ、私に従えばいいのよ。」
カスミは頷いた。それを合図に彼女の亀頭が女の襞をなぞった。 愛液が粘膜のぬめりを良くしている。プルプルと震える自分の中心が心地よかった。 座ったまま両足を大きく広げ、自分自身が入って来るのを待つ。 彼女はカスミの目を真っ直ぐ見ている。胴を抱いた。
「私に従いなさい。 そうしたらもっと、気持ち良くなれるの・・・」
ずぶずぶと、深く、自分自身の男根が自分自身の女陰を貫いていく。
「くぅう・・・うう・・・」
「ああっ、締まるっっ!! 私ってこんなのなのねっ、これを男達に与えていたのねっ!」
幾つもの男を迎えてきた。しかし、自分が入るのは初めてだ。 巻き付いて来るような取り込んで来るような貪欲な洞窟。 それが自分なのだ。破壊者であるはずの男根など何なく呑み込んでしまう。
カスミはカスミを持ち上げた。そして、腰を大きく使って弾みをつけていく。 二人の胸は大きく同じ調子で弾む。貫かれているカスミの着物が肩から落ちた。帯が解け始めている。
「あっ! あひっ!! あひあひあひっ!!!」
「ほら、美しいでしょ。 自分たちより奇麗なものはないわ。」
二人のカスミが交われば、鏡の中の無数のカスミ達も交わる事になる。 いやっ!恥ずかしいっ!! カスミは声にならない声を上げる。 この声は狭い部屋の中を十分にコダマする。夢中で背中に足を絡ませる。 激しく、膣の中で自分自身が自分自身の形を変えている。
「あひっ!あひっ!!」
「ふぅうっ・・・貴女って素敵よ・・・」
耳元で囁かれ、口付けを受ける。いや、自分で自分の口をこじ開けていく。 するりと入る舌が己の舌と交わる。両方の舌の感触がカスミの頭を混乱させる。 どちらがどちらの自分か分からない。
カスミは一度下ろされて、背を向けるように命じられた。 胸が床に張り付くと冷えた床が心地よかった。そして大きく尻を突き出す。 ペチペチと確認するように尻に平手が当てられた。 その感触さえ今のカスミは有り難いとおもった。気持ち良い。 全てを自分自身に晒していると言う屈折した開放感があった。
「うふふ、自分の背中を見たの初めて・・・」
背筋をツウっと辿っていく指先。カスミは自分自身に屈服していた。 人間、自分自身には素直にはなれない。自分の欲望や感情を 抑え付けて人は生きているのである。忍は特にそうだ。 自我を殺す事が彼らの生きる術である。
「こんなに艶やかで、しなやか・・・ああ、堪らない・・・」
しかし、今は違っていた。自分の欲望を曝け出した所で、所詮相手は他人である。 どれだけ嘘が交じっているか知れないのだ。が、自分自身なら違う。 自分を抑える事は出来ても、絶対に嘘は付けない。 相手は、今まで自分がどんな陵辱に甘んじていたかすら知っているのだ。 騙し続ける事なら出来るかもしれない。だが、今はもう騙せない。 自分よりも相手の方が何枚も上手なのだ。そして自分の肉体は陥落している。 カスミに残ったのは精神、心のみであった、が、それが屈するのは時間の問題だった。
「あうっ! うがぁぁあんあんあーーーーああん!!」
後ろから犯される。カスミの身体に再び太く熱い力がねじ込まれた。 それは自分自身だ、自分が自分を犯しているのだ。もっと落として欲しい。 今までの自分では行けなかった所まで導いて欲しい。 新たな主人の前に、元のカスミはカスミではなくなっていく。 そして新たなカスミがカスミに取って代わろうとしていた。
「あっ!ああっ!! はん!はん!はん!はん!!」
雌犬のようにカスミは声を上げる。そこには雄犬の自分も居る。 激しい突きが何度も何度も繰り返される。元の位置からだんだん前に押しやられる。 床と擦れあって痛かった。しかしその痛みさえ、受け入れる事が出来た。 それは自分自身が自分である事の確認と成ったからだ。カスミがかろうじて カスミであると実感出来たからだ。
「もぉぉっ・・・いくぅうっ・・・・」
「ふふ、まだよ。」
カスミが力を込めて絶頂を迎えようとした瞬間、カスミはカスミから離れる。
「あっ・・・いやっ・・・もぉすこしっ・・・」
相手のカスミもかなり高まっていたはずだ。それが何故、カスミは尻を大きく振って、おねだりする。 こんな事は今までやった事は無かった。それは相手が他人ではなく自分だったからだ。 自分から見捨てられたのだと思ってカスミは悲しくなった。
「まだよ、私は満足したいの。もっともっと深い喜びを味わいたいの。」
「いやぁ・・・焦らさないでぇっ・・・早くっ早くイかせてぇっ!」
「だぁめ。楽しみを大きくするには我慢が必要なのよ。」
カスミはくるりと仰向けにさせられる。足を大きく開かされ、 今ではただの邪魔になっていた布切れを剥ぎ取られる。カスミは それを褥にして、そして改めて彼女の足を取った。 大きく掲げられた先には赤く赤く、女の中心が口を開けている。 今か今かと待ち構えている。カスミは満足そうに微笑んで自分の一物を突き刺した。
「ああんっ! いいっ!! いいっ!!」 最初の一突きで、カスミは狂おしいほどに絶叫する。 もう二度と放さない。離れたくない。
「名前を呼んで・・・私の名前を・・・」
「カスミさまぁっ!! カスミさまぁぁぁんん!!!」
「ああんあああんあああああん!! カスミはっ!カスミはカスミさまのものです!!」
「カスミをもっと良くしてください! もっともっともっとぉぉっぉぉ!!!」
カスミはカスミを呼んだ。それは、ある意味でカスミはカスミでは無くなった。 自分以外の自分を自分として認めてしまったのだ。 カスミは、カスミに対して腰を振るだけの存在に堕ちたのだ。
「あああああああああ!! あああああ! おおおおおおおおううううう!!!」
「あうっ! おおおうっ!!! あああおううっ!!!」
「はぁぁぁあんっ、何か出るっ!! 出ちゃうぅ!!」
「うぅっ!! ああっ! イクっ!! イクイクイクイクゥッ!!!!」
「ああんっ カスミさまァ・・まだ・・・まだイカせて頂けるなんてェェェェェ!!!」
「はふっ!! もっともっともっとあああっ!! あああああああっ!!!」
「・・・カスミちゃん?」
どれだけ時間が経ったのだろうか。アザミが再び部屋を訪れると、 カスミは一人で大きく腰を降り続けていた。その嬌態を無慈悲に鏡が映し出して 幾つもの像を浮かび上がらせていた。 カスミの瞳はもはや何も映ってない。自分自身の姿すらない。 ただただ、恍惚としてそして自分の名を叫んでいる。 アザミは淫欲に押しつぶされたカスミを見て、暗い表情になった。
「・・・溺れちゃったのね・・・残念だわ。」
折角腕利きのくのいちに仕立てようと思っていたのに、 ただの淫雌に成ったカスミにはアザミは興味は持てなかった。 が、カスミの脳裏には自分自身が語り掛けた言葉が巡っていた。 それが何を意味するのかすら分からない。ただ、言葉だけが鮮明に焼き付いている。
「ワ・タ・シ・ノ・シ・メ・イ」