ちかたん その2





うんしょ、うんしょ。

今日は、ちか、りんちゃんのおうちで遊んできました。

りんちゃんは、ちかの妹だけど、ちかとは別のお家に住んでいて、

ちかよりもずっとずっと、おりこうさんで、のりものとか、

ロボットとか、自分で作っちゃうんだよ。


それで、りんちゃんの作ったロボットを見せてもらっていたんだけど、

変な箱みたいなのが気になっちゃって、りんちゃんに聞いたんだ。


「りんちゃん、これなあに?」

「あーそれ、エヂソン型霊界ラヂオ」

「れいかいらじお?」

「あの世の人とお話できる機械。ジジと話がしたくて作ったんだけど、
 私だと、イマイチ魔力って奴が足りないみたいなのよねー」

「まりょく?」

「あ、ちかちゃんって魔力有り余ってそうだよねー。
 もしかしたら、使えるかもしれないから、あげる。
 動作状況の方あとで教えてね」


りんちゃん、たまにむずかしいことをいうもんだから、ちか、良くわからなかったけど、

その“れいかいらじお”っていうのをもらって、おうちに帰るところです。


ふう、やっとおうちについた。ちかのお部屋はお二階だから、かいだんを気をつけて………


うんしょ、ベッドの上に“れいかいらじお”を乗っけて、ちかもベッドに上がります。

ベッドの上には、ちかのお気に入りのうさぎさんのぬいぐるみがいます。


ちかね、ほんとは、ほんもののうさぎさんが欲しいんだけど、

ほんものはかっちゃいけないって怒られちゃったんだ。

そしたら、あにくんが、ぬいぐるみのうさぎさんを買ってくれたんだよ。

ちかね、あにくんのこと、やさしいからだいすき!


「あーあー、きこえますかー?」

「………誰だい? ………私を呼ぶのは………
 ………ひどく……… ………懐かしい感じがする………」

「わーい、おねえさんはだれですか?
 わたしは、ちかって言います」

「………“ちか”………そうか………
 フフフ、私は“千影”だよ………」

「わ、おねえさん、ちかとおんなじ名前だ! ふしぎだね!」

「ああ……… 名状しがたいほどの………運命の悪戯だね……… フッ………」


“れいかいらじお”から、女の人の声が聞こえます。

知らないおねえさんの声だけど、なんだか、懐かしいような、ふしぎな感じの声です。

りんちゃんの発明はいつもすごいです!


「私を呼んだのは………君の気紛れかい? フフフ………それでも一向に構わないのだが………」

「あ、そうだ! おねえさんに質問していいですか?」

「答えられる………範囲ならね………」

「えっとね、この前、あにくんと公園に遊びに行ったの。
 そしたらね、公園のベンチで、おにいさんとおねえさんが、
 なかよくしててね、そのお姉さんのおっぱいが、とっても大きくて、
 あにくん、ずっとおねえさんのことみてて、
 ちか、ちょっとショックだったの」

「………tocoi………tokoi……… ………いや、何でもない。………気にしないでくれ」

「それでね、ちかも、おっぱいが大きくなりたいの。
 そしたら、たぶん、あにくん、ずっとちかのこと見てくれるから。
 どうすればおおきくなるか、おしえてください」

「………まるで、『全国こども電話相談室』だね……… 良いだろう………そうだね………
 乳房の発達を促すには……… 適度な刺激を与える事だね………」

「てきどなしげき?」

「例えば……… そう……… も………揉んでみるとか………」

「もむほどないよぉ」

「………そうかい……… じゃぁ、摩ってみようか………」


おねえさんがそういうので、ちか、ベッドの上でおっぱいのあたりをさわってみました。

ちかのおむねは、つるつるで、ぽつんと、あかくちっちゃいのがついてるだけです。

ここから赤ちゃんが、おっぱいのむんだよね。


「最初はゆっくりと………」


くすぐったいんだけど、なんだか、つづけていたいような、変な感じ。


「はぁは…………………イタっ!」

「………どうかしたかい?」

「なんかね、力が入りすぎちゃったみたい」


ほんとはね、おっぱいの出るところが、かたくなっちゃって、ちょっと触っただけでも痛くて、ちか、泣いちゃいそうだったの。

ちかのからだ、おかしくなってないよね?


「感極まると……… 手加減が出来なくなるものだよ………
 ………じゃぁ、何か柔らかいものを………使おうか………」


「うーんと………うさぎさんでいい?」

「ああ……… 良い選択をしたね……… その耳で……… やってみようじゃないか…………」


おねえさんの言うとおり、うさぎさんのお耳で、こちょこちょってしてみました。


「いや……… 服の上からでは………刺激が緩和される……… 直接、触れたほうが良いだろう………」


ちか、はずかしかったけど、お洋服をまくりあげて、うさぎさんのお耳を、ちかのおっぱいにおしあてました。

ふわふわして、ちょっと、きもちいいかんじ。


「乳首の辺り……… そう、母乳が出るところだ………そこを、優しく……… それでいて………情熱的に………」


ちょっとずつ、ちかのからだがあったかくなってきました。

なんだか、あついおふろに入ってるみたい。

からだじゅうがぽかぽかして、汗がでちゃいます。


「………おまたがひくひくするよぉ………」


うさぎさんが、ちかのおまたのところにいるものだから、おまたのあたりなんか、なんだかもう、べとべとになっちゃって………。


「そこも………刺激した方がいいね………」


おねえさんがそういったもんだから、ちかのふともも、かってにうごきだしちゃった。

おなかのなかが、なんだか、きもちよさではれつしそう。


「あっ………あぅ……… あう………」


おしっこするところのちかくが、あつくなってきて、ちかのあたまのなかも、ずっとずっとあつくなっちゃって。

ぼーっと、うかんじゃってるみたいになったとおもったら、へやがぐんぐん、まわってるみたいになっちゃった。


「あーあーあーあーあー」


ジェットコースターにのってるかんじで、すごいいきおいでとんじゃいそう。

あにくん、あにくんって、心の中であにくんのこと、何度も呼んじゃった。


「あ、ちか、きえちゃう………」


ぐんっと、からだが浮かんだみたいになって、ぐるぐるまわりながら、おちてくかんじがして、

ちか、ふぅっと、きぜつしそうになっちゃったんだ。


「ちーかちゃーん」


うわ、びっくり。りんちゃんの声です。

ああっ! れいかいらじお、落しちゃった!


「どったの?」

「ううん………りんちゃん、どうしたの?」


ふくがぐちゃぐちゃだったのを、あわててなおして、りんちゃんにわらいかけます。うまく、ごまかせたかな?


「や、使い方教えてなかったな、と思ってさ」

「えーっと、あの、おねえさんのこえがしてたんだけど………おっことしちゃった」

「どーやら、動いてたんだね。さっすが、ちかちゃん! んーすぐ直りそうだよ。ついでに改良を加えてみようかな」


それで、りんちゃん、れいかいらじおもって帰っちゃったんだ。

でも、りんちゃん、あたらしい発明にむちゅうになっちゃって、れいかいらじおはなおしてくれませんでした。

ちか、もういっかいあのおねえさんに会いたかったけど………

ちか、いけないことしてた気がしたんで、もうおっぱいはさわりませんでした。



「………一生の不覚だよ……… フッ………」


―――おまけ―――

「………いいかい………二人とも……… 女は………女として生まれるんじゃない……… 
 女として開花するには………」

「クシシ、それって、オナニーのことでしょ?
 ヒナね、ずっと前から知ってるよ。咲耶ちゃんから教わったの!
 おまたをモジモジしてると、すっごく気持ちよくなるんだよ」

「亞里亞もじいやに、教えてもらいました。 立派な淑女になるには必要な事だって。
 亞里亞、気持いいの大好きです」

「………えっ………」


???