５回目 石巻 牡鹿半島 ７／１５〜１７
金曜日から５回目の現地ボラ＝０泊３日へ行ってきました。
ボラセンでは集まった全員の寄せ書きで応援旗を準備して、バス２台＝６０名が現地へ。
現地が近づくと車の数がどんどん増えてくる。トラックやバスは少なく自家用車が多い。”みんなボラかな？里帰りかな？” と思っていたら、仙台祭り観光の車が多いらしい（帰路に観光バスと沢山遭遇）。
そんな中にもこんな車！ まだまだ気に留めている人も多いんだｖ
そんなでちょっと渋滞してたどり付いた牡鹿半島。やっと重機が入りだしたみたいだ。
これで瓦礫撤去は一気に進むだろうが、思い出の品救出は大丈夫かなぁ？
今回のボラ先は海が目と鼻の先にある民家。今回の隊はここの瓦礫撤去に２０名、十八成浜瓦礫撤去に数十名、十八成浜傍のお墓復旧に数名の３隊。自分はこの清水田民家の作業に当たりました。
そこの庭には海から流れ着いた漁船と、流され瓦礫となった海側に有った倉庫が鎮座しているので、これらの撤去をやれるとこまで。
＝横から見た図＝
今回の隊には三重の航空自衛隊所属で既に現地作業に何度も訪れているという心強い見方が参加ｖ 早速二人で全体の状況を見てまわり作業手順の打ち合わせ。
まずは舟が動かないかやってみよう！ ってことでロープを掛け全員で引いてみるもびくともしない。船首槽に溜まった水が重いからなのか？ と船体を壊して抜いてみてもやはりびくともしない。
仕方ないので隊を二つに分け、１隊は舟の分割を、もう１隊は小屋付近の瓦礫撤去と屋根の解体を。屋根は舟を支えているようにも見えるんで、力の掛かり具合を見ながらの解体。
舟の分割はチェーンソーを持ち込んでくれたベテランがいたのでその方におまかせして船は真っ二つ！ 瓦礫撤去はかわらやら地面に落ちている瓦礫を男女総員で拾い集めて集積場所に。屋根の構造材はホゾ組で組み建っているんで（古い日本家屋な造り）、ハンマーで組み込みを外しての解体。
＝下（道路側）から見た図＝
東北といえど日差しは強く気温は高く、自衛隊の方と相談し、４５分作業・１５分休憩で作業を進める（自衛隊では１０５分活動１５分休憩らしいが、素人にはむりーーーー）。
持ち込んだ飲み物をたっぷり補給しながらの作業。水分は全部汗になるんでトイレ休憩は不要。
そのかわり、じょうろに入れた水を頭からぶっかぶって体を冷やしながらの作業。これがなかったら日射病にかかってた。
そうやって瓦礫と格闘していたら、あっという間にお昼。
それぞれが持ち込んだ乾モノ（自分は冷凍したＰＥＴボトルを持ち込んだんで、その隙間に入れてたおにぎり１個+乾物いろいろ）を喰っていたら、なんと！ 家主様からそうめんの提供が！
海草も乗ってて冷たくて美味しいよーーーーーーー 一気にみんな生き返りました。
昼休みの間に付近を散策します。
家主様の家は海面から５ｍは高いところに建っているんだけど、１階が全て水に浸かった証が天井に・・・・
目の前の海には海へ下りるドア？があるんだけど、そこに掲示されている注意書きは・・・・
『津波で浸水する恐れがあるから、門は開けたら閉めるように』
これを軽々と超えてきた今回の津波。。。。。。。。
隣には緊急避難所が開設されていたけど、ただのテント。残った建物は１階が無い。。。。
１３時、作業再開。
１班は前後二つになった舟の後ろ半分を、掛けたロープで引っ張ってみたら何とか動いたので、コイツの移動から開始。解体した家屋から出た角材を敷いて道を造り、拾い集めた丸太をコロにして少しづつ坂をおろして行きます。角材は６本、丸太は３本。
進んでは停めて後ろのヤツを前に廻して、ちょっとづつちょっとづつおろしてゆく。ピラミッド建設作業奴隷な気分がちょっと；；；；
この間もう１班は解体家屋の周りのごみ＝板やら臼やらなにやら大量に＝を拾ったり、屋根の骨組みを壊したり。
下まで下ろした舟は、トラックに積まれてドナドナー
その後も家屋撤去を進め、舟の残った前半分を支えている部分を残してタイムオーバー＝撤去終了。業務用冷蔵庫が重かったーーー
改めて下から見てみると、綺麗になったヨｖ
迎えのバスが来るまで家主さんやらそこに居た皆で談笑し、汲んでくれた水で体を冷やし、肌着を替えてバスに乗って十八成浜へ。家主さんたちが見送ってくれました。
（これは廃材燃やして沸かすお風呂）
６月にも来た十八成浜。
地盤沈下が激しく、川の水面と橋との間はこんだけ。
台風来たら、橋がやばそうだ。
避難所前には名古屋から持ってきた応援旗がたなびいている。室内には今までの旗が全部飾ってある。東北と名古屋の絆ｖ
そして避難所前のごみが溜まっていたところは、綺麗に片付いていた。
清掃前
清掃後
避難所前でミーティングを行って、名古屋への帰路へ。また１３時間・・・・ 夕日が沈む前に帰る季節になったんだなぁ
仙台の祭りで交通量が多い東北道を抜け、首都高・東名を通って今朝名古屋へ。
やっぱ何度も行って、復旧を実際に目にしてくるのはイイ！
来月は何時行こうかなー？
ボラセンでは集まった全員の寄せ書きで応援旗を準備して、バス２台＝６０名が現地へ。
現地が近づくと車の数がどんどん増えてくる。トラックやバスは少なく自家用車が多い。”みんなボラかな？里帰りかな？” と思っていたら、仙台祭り観光の車が多いらしい（帰路に観光バスと沢山遭遇）。
そんな中にもこんな車！ まだまだ気に留めている人も多いんだｖ
そんなでちょっと渋滞してたどり付いた牡鹿半島。やっと重機が入りだしたみたいだ。
これで瓦礫撤去は一気に進むだろうが、思い出の品救出は大丈夫かなぁ？
今回のボラ先は海が目と鼻の先にある民家。今回の隊はここの瓦礫撤去に２０名、十八成浜瓦礫撤去に数十名、十八成浜傍のお墓復旧に数名の３隊。自分はこの清水田民家の作業に当たりました。
そこの庭には海から流れ着いた漁船と、流され瓦礫となった海側に有った倉庫が鎮座しているので、これらの撤去をやれるとこまで。
＝横から見た図＝
今回の隊には三重の航空自衛隊所属で既に現地作業に何度も訪れているという心強い見方が参加ｖ 早速二人で全体の状況を見てまわり作業手順の打ち合わせ。
まずは舟が動かないかやってみよう！ ってことでロープを掛け全員で引いてみるもびくともしない。船首槽に溜まった水が重いからなのか？ と船体を壊して抜いてみてもやはりびくともしない。
仕方ないので隊を二つに分け、１隊は舟の分割を、もう１隊は小屋付近の瓦礫撤去と屋根の解体を。屋根は舟を支えているようにも見えるんで、力の掛かり具合を見ながらの解体。
舟の分割はチェーンソーを持ち込んでくれたベテランがいたのでその方におまかせして船は真っ二つ！ 瓦礫撤去はかわらやら地面に落ちている瓦礫を男女総員で拾い集めて集積場所に。屋根の構造材はホゾ組で組み建っているんで（古い日本家屋な造り）、ハンマーで組み込みを外しての解体。
＝下（道路側）から見た図＝
東北といえど日差しは強く気温は高く、自衛隊の方と相談し、４５分作業・１５分休憩で作業を進める（自衛隊では１０５分活動１５分休憩らしいが、素人にはむりーーーー）。
持ち込んだ飲み物をたっぷり補給しながらの作業。水分は全部汗になるんでトイレ休憩は不要。
そのかわり、じょうろに入れた水を頭からぶっかぶって体を冷やしながらの作業。これがなかったら日射病にかかってた。
そうやって瓦礫と格闘していたら、あっという間にお昼。
それぞれが持ち込んだ乾モノ（自分は冷凍したＰＥＴボトルを持ち込んだんで、その隙間に入れてたおにぎり１個+乾物いろいろ）を喰っていたら、なんと！ 家主様からそうめんの提供が！
海草も乗ってて冷たくて美味しいよーーーーーーー 一気にみんな生き返りました。
昼休みの間に付近を散策します。
家主様の家は海面から５ｍは高いところに建っているんだけど、１階が全て水に浸かった証が天井に・・・・
目の前の海には海へ下りるドア？があるんだけど、そこに掲示されている注意書きは・・・・
これを軽々と超えてきた今回の津波。。。。。。。。
隣には緊急避難所が開設されていたけど、ただのテント。残った建物は１階が無い。。。。
１３時、作業再開。
１班は前後二つになった舟の後ろ半分を、掛けたロープで引っ張ってみたら何とか動いたので、コイツの移動から開始。解体した家屋から出た角材を敷いて道を造り、拾い集めた丸太をコロにして少しづつ坂をおろして行きます。角材は６本、丸太は３本。
進んでは停めて後ろのヤツを前に廻して、ちょっとづつちょっとづつおろしてゆく。ピラミッド建設作業奴隷な気分がちょっと；；；；
この間もう１班は解体家屋の周りのごみ＝板やら臼やらなにやら大量に＝を拾ったり、屋根の骨組みを壊したり。
下まで下ろした舟は、トラックに積まれてドナドナー
その後も家屋撤去を進め、舟の残った前半分を支えている部分を残してタイムオーバー＝撤去終了。業務用冷蔵庫が重かったーーー
改めて下から見てみると、綺麗になったヨｖ
迎えのバスが来るまで家主さんやらそこに居た皆で談笑し、汲んでくれた水で体を冷やし、肌着を替えてバスに乗って十八成浜へ。家主さんたちが見送ってくれました。
（これは廃材燃やして沸かすお風呂）６月にも来た十八成浜。
地盤沈下が激しく、川の水面と橋との間はこんだけ。
避難所前には名古屋から持ってきた応援旗がたなびいている。室内には今までの旗が全部飾ってある。東北と名古屋の絆ｖ
そして避難所前のごみが溜まっていたところは、綺麗に片付いていた。
清掃前清掃後避難所前でミーティングを行って、名古屋への帰路へ。また１３時間・・・・ 夕日が沈む前に帰る季節になったんだなぁ
仙台の祭りで交通量が多い東北道を抜け、首都高・東名を通って今朝名古屋へ。
やっぱ何度も行って、復旧を実際に目にしてくるのはイイ！
来月は何時行こうかなー？
